ゼロからインプットでいい。学びで差がつく、リーダーシップ。

2021年10月11日 12時00分 公開

驚異のマッチング率を誇る結婚相談所ヒメドットコムの経営が軌道に乗り始めた矢先、不慮の事故で共同経営者の夫を亡くした篤姫社長。予期せぬ事業承継を乗り越えられたのは中小企業大学校(※)の研修のおかげだといいます。今回は、研修で同期生だった広告代理店アドキドエージェンシーの桂小五郎社長とともに話を聞きました。

――お二人が受講したきっかけを教えてください。

篤姫社長:今思えば虫の知らせ、だったかもしれません。私は夫と結婚相談所を起業した当初から、お互いもしものことがあった時はどう事業を継続していくか話し合ってきました。たまたま中小機構さんの研修を夫が見つけてきまして、行って損はないんじゃないかと。もちろん私も共同経営者としての自覚は持っていましたが、経営は夫に任せっきりにしてきた部分もあり、経営全体を勉強しておこうと受講したんです。

桂社長:私はもともとコピーライターで、マーケティング戦略を立てるために担当クライアントのトップの方と経営課題を共有してきました。その過程で、経営に対するアドバイスを求められることも多かったんです。我々の仕事はよく医者に例えられますが、クライアントが抱える課題つまり病状の診断ができないと治療方法を決めることはできない。クライアントの立場を深く理解し、共通言語を持つためにも経営を学びたいと考えていました。

――桂社長は取引先のクライアントからもすすめられたそうですね。

桂社長:はい。中小企業大学校の研修を受講した後にご自身が社長になった方から話を聞く機会があり、非常に実践的で役立ったと伺いました。先代からお付き合いさせていただいていますが、現社長に代替わりして企業としてのビジョンが明確になり、成長のスピードが劇的に変わったんですね。なるほどその効果なのかと合点がいき、受講を決めました。

板垣退助

――そんなお二人が、中小企業大学校の「経営管理者養成コース」で出会われたのですね。

桂社長:篤姫さんは目立っていましたよ。入学式でお会いした時はすでに経営者のような堂々とした風格があったので鮮明に覚えています。

篤姫社長:恐れ入ります。みなさん優秀な方ばかりで、私がついていけるのだろうかと心配もしていましたし、しばらくは緊張していました。でも、研修では受講者同士で意見を出し合うディスカッションも多く、日を追うごとに打ち解けることができました。気がつくと6ヶ月間、あっという間でしたね。

桂社長:受講生は業種も年代もさまざまでしたが、だれもが真剣に取り組み、萎縮せずに熱い想いをぶつけ合い、大きなワンチームだと感じました。

――印象に残ったカリキュラムはありますか?

篤姫社長:経営管理者としての基礎知識、自社分析、コミュニケーション力など、どれもわかりやすく毎日充実していましたが、自社分析で個別指導をいただけたことは大きな意味がありました。講師の方と議論する中で、オンラインサポートに力を入れるべきと助言をいただいたのです。女性会員様へのきめ細かい対応はヒメドットコムの強みでしたので、それを強化するために気軽に相談できるチャットツールの導入を決めました。おかげさまで今年、顧客満足度、コスパ満足度、「初めての方が選ぶ安心して始められる結婚相談所」の調査でNo.1を獲得できました。

桂社長:篤姫さんは研修中から積極的に業務にフィードバックしていましたよね。私は、なんとなくしか知らなかった財務分析を一から学べたことがよかったと思います。財務状況の把握は会社の全体像を認識し、経営戦略を立てるためには欠かせません。経営者や担当部署だけでなく、部長クラスみんなが共有しているべき視点ですよね。研修後に自分が会社社長をやることになった時に慌てなくてすみましたし、取引先であるクライアントへも、数値から見える経営状況をふまえた提案ができるようになり、まさに一石二鳥でした。

――篤姫社長は桂社長のゼミナール発表で驚かれたとか。

篤姫社長:後期のゼミナールだったと思いますが、「五箇条の広告文」というタイトルで発表された時の内容が素晴らしくて、受講生や講師の方全員が喝采を送りました。

桂社長:新時代における経営のあり方について、5つの提言をまとめたんです。私は組織改革がもっとも重要だと考えました。時代に合わない非効率な慣習や煩雑な手続きが残っていると、業務が停滞してしまいます。組織が固定化されているのは健全ではない。新しいやり方を積極的に取り入れたり、優れた海外の事例を経営に活かしたりできる組織へ変化していくべきだと訴えたんです。

MINKENの実店舗

――桂社長は最近その経験をもとに本を出されて、ビジネス書部門でベストセラーになりました。

篤姫社長:私も献本をいただいて、早速読んでいます。研修で学んだ内容が思い出され懐かしくもあり、新しい視点も得られて勉強になります。夫が急逝してから、私も組織がどうあるべきなのかずっと悩んできたので、桂さんの言葉に励まされています。

桂社長:ありがとうございます。各方面からご好評いただき、もうすぐ10万部が見えてきそうです。篤姫さんは立派に事業承継され、時勢を的確にキャッチしたプロモーションを展開している。優秀なリーダーですよ。

――お二人のますますのご活躍が期待されますね。今日は貴重なお話をありがとうございました。

篤姫社長・桂社長:ありがとうございました。

※「中小企業大学校」は、1962年の開校以来、全国9ヶ所に展開。これまでに延べ70万人の受講実績を持つ。中小企業大学校の研修は、営業や財務などのテーマ別研修、経営者から管理者候補に至るまでの様々な階層を対象とした階層別研修、後継者育成や中小企業診断士の養成まで、幅広い研修を提供。

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株式会社ヒメドットコム

篤姫

社員の声に耳を傾ける傾聴力と自身の直観力で
さまざまな修羅場をくぐり抜ける経営者!

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篤姫

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桂小五郎

中小企業大学校で経営を学び、
コトバの力で未来を示すコピーライター。

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桂小五郎