現代で会社を経営する偉⼈のプロフィール
⼈物紹介
会社員時代、出張先のスペインで偶然入ったチョコレート店でカカオの奥深さに取り憑かれ、その場で弟子入りを志願。数年間の厳しい修行を経て帰国すると、すぐにチョコレート工場の経営に乗り出した。故郷から名を取った「月の浦」、帆船をかたどった「バウティスタ」というチョコレートが特に有名で、和のテイストと洋のアクセントが見事に溶け合う一品である。
経営エピソード
大型台風の発生で浸水被害に遭った自社工場。安定的な事業継続のため、中小企業強靭化支援を利用することに。重要業務が明らかになり、経営の棚卸しにもつながった。被災の経験から長期間備蓄できる非常食チョコレートの生産量を大幅に増やし、本社工場に集中していた生産ラインを分散、リスクヘッジを行った。同時に、カーボンニュートラルへの対応にも乗り出すことを決め、中小機構の東北支部に相談している。
